特定健診・保健指導に関するアンケート調査結果
第2回調査結果(3)
2009.03.31
Q6.「特定健診・保健指導」実施に関して、以下の課題についてのお勤め先での状況をチェックしてください。
(複数回答可)

1. 人材確保 n=217
  問題ない   17% (38名)
  ときどき問題を感じる  33% (71名)
  問題である   37% (80名)
  深刻な問題である   13% (28名)

2. 専門スタッフの育成(資格取得、研修受講など) n=218
  問題ない   20% (43名)
  ときどき問題を感じる  34% (75名)
  問題である   32% (70名)
  深刻な問題である   14% (30名)

3. 専門スタッフのスキルアップ n=218 
  問題ない   14% (31名)
  ときどき問題を感じる  40% (88名)
  問題である   33%(72名)
  深刻な問題である   13% (27名)

4. 受診率のアップ n=216
  問題ない   17% (37名)
  ときどき問題を感じる  28% (61名)
  問題である   30% (65名)
  深刻な問題である   25% (53名)

5. 電子データ化によるシステム構築およびXMLデータ処理
  n=216
  問題ない   11% (24名)
  ときどき問題を感じる  24% (52名)
  問題である    38% (81名)
  深刻な問題である   27% (59名)

6. 予算確保、収入の捻出 n=217
  問題ない   13% (28名)
  ときどき問題を感じる  34% (73名)
  問題である   34% (74名)
  深刻な問題である  19% (42名)

7. 値引き依頼の対策 n=214
  問題ない   31% (67名)
  ときどき問題を感じる 36% (77名)
  問題である   24% (51名)
  深刻な問題である   9% (19名)

8. 外注委託先の確保 n=210
  問題ない   43% (89名)
  ときどき問題を感じる  35% (74名)
  問題である   15% (32名)
  深刻な問題である   7% (15名)

9. 効果的な指導方法の検討、開発 n=219
  問題ない   11% (24名)
  ときどき問題を感じる  42% (92名)
  問題である   35% (76名)
  深刻な問題である   12% (27名)

10. 実施した指導内容の評価 n=216
  問題ない   7% (15名)
  ときどき問題を感じる  43% (93名)
  問題である   40% (86名)
  深刻な問題である   10% (22名)

11. 特定健診での受診勧奨者の医療機関非受診 n=216
  問題ない   8% (17名)
  ときどき問題を感じる  38% (83名)
  問題である   37% (80名)
  深刻な問題である   17% (36名)

12. 保健指導受診者の中断とその対応 n=216
  問題ない   11% (23名)
  ときどき問題を感じる  35% (76名)
  問題である   39% (85名)
  深刻な問題である   15% (32名)

13. 地域との連携 n=214
  問題ない   18% (39名)
  ときどき問題を感じる  43% (91名)
  問題である   32% (68名)
  深刻な問題である   7% (16名)

14. 行政や関連団体からの指示への対応 n=215
  問題ない   20% (43名)
  ときどき問題を感じる  42% (90名)
  問題である   28% (60名)
  深刻な問題である   10% (22名)

15. 関連情報の収集 n=213
  問題ない   20% (44名)
  ときどき問題を感じる 47% (100名)
  問題である   23% (48名)
  深刻な問題である   10% (21名)

ー ◇ ◇ ◇ ー

 実施上の課題としてとくに数値が高かったのは、「受診率のアップ(「深刻な問題である」25%、「問題である」30%)、「電子データ化によるシステム構築(「深刻な問題である」27%、「問題である」38%)」、「予算確保、収入の捻出(「深刻な問題である」19%、「問題である」34%)」、「実施した指導内容の評価(「深刻な問題である」10%、「問題である」40%)」、「特定健診での受診勧奨者の医療機関非受診(「深刻な問題である」17%、「問題である」37%)」、「保健指導受診者の中断とその対応(「深刻な問題である」15%、「問題である」39%)」などであった。

◇◇◇ 委員の解説・コメント ◇◇◇
 課題についてのアンケートである。15の設問がある。「深刻な問題」である回答率が上位(20%以上)は,「電子データ化によるシステム構築,XMLデータ処理」(27%),「受診率のアップ」(25%)である。4月発足以降になって,データ授受のプログラム改修を余儀なくされたことが大きな要因である。また特定健診機関がシステム構築し正しいデータ処理を行っても,データ受け入れ先が不完全であると,データ授受できない。逆も同様である。医療関係者は医療に対しては精通しているが,コンピュータシステムそれも従来にないXML方式にはたちうちできず,コンピュータソフト会社の請求書をそのまま支払わなければならない。これが経費増加に直結している。 一方,「問題ない」の回答率が上位(20%超)は,外注先の確保(43%),値引き依頼の対策(31%)である。これはアンケート時期と大きく関係し,これが1年前であれば外注先が確定していないことで「問題あり」になっていたであろう。また「値引き」はすでに交渉が終了したか,あるいは健保連が値上げをしたことで「問題なし」という回答につながったと思われる。(和田高士)
 問題がないとの回答が最も高い質問が「外注委託先の確保」のみであり、その他の質問に関しては、問題を抱えていることがわかる。また、深刻な問題であるとの回答割合も高く、課題を洗い出して分析し、改善していく必要性を感じる。(鈴木志保子)

はじめに
第2回調査・総括(和田高士)
第2回調査・総括(鈴木志保子)
第2回調査・ご意見(自由記述)
第2回調査結果(5)
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第2回調査結果(1)
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