特定健診・保健指導に関するアンケート調査結果
第2回調査結果(5)
2009.03.31
Q10.世界的な不況といわれる昨今の経済状況の影響は、この制度の実施・推進に何らかの影響を及ぼすと思いますか? n=225

グラフ7

 経済不況の影響について、この制度の実施・推進に何らかの影響を及ぼすかについて、「影響が及ぶ」と回答した方は89%であった。そのうち「多大な影響を及ぼす」とした方は43%。また、「影響はない」と考えている方は3%。勤務先とのクロスでみると、経済不況に影響を受けやすい勤務先か否かで回答に変化が出る可能性も見受けられる。
◇◇◇ 委員の解説・コメント ◇◇◇
 100年に1度ともいわれる経済恐慌がこの制度の実行に影響を及ぼすかというアンケートである。89%が「影響が及ぶ」と回答しており、妥当な数値であろう。1年前は,医療関係者はもちろんのこと誰もが予測していなかった事態である。(和田高士)
 圧倒的に、昨今の経済状況が影響すると考えている方が多い。費用対効果が期待されるところではあるが、1〜2年で示される事業ではないので、5年、10年後のために、この局面をどのように乗り切るか、課題である。(鈴木志保子)


Q11.経済不況が及ぼす影響はどのような所に大きく関係してくると思いますか?
(複数回答可)n=225

グラフ8

 経済不況が及ぼす影響は、どのようなところに大きく影響してくるか?に対しては、企業、保険者、受診者・対象者が総じて高かった。一方、行政や医療機関はもっとも低く、ともに21%であった。
◇◇◇ 委員の解説・コメント ◇◇◇
 企業、保険者がともに54%、受診者側47%,すべて42%とあらゆる領域に経済恐慌の影響がでると予測している。個人的には今後3年間は本年度のまま横ばい状態が続くと予測している。その理由は企業においては保健指導より人材雇用問題、そして人員削減、かたや、特定健診の普及させる医療側の努力が相殺され横ばい。特定保健指導は、受ける側としては、労働できている自分の体より労働が確保されるかが先決問題であり、自由業では売り上げ確保のために保健指導に行かない、実施側は予算の問題で、明らかな増加は望めない。満腹までの食事や接待が減り、タクシー利用が減ったりエスカレータが止まったりといった肥満改善によい面と、安価で満腹感が得られる脂肪のぎらつくラーメンなどが台頭し、高価な野菜は敬遠されるという悪い面がでてくるであろう。(和田高士)
 経済不況の影響が企業側、保険者側に出ると半数以上の方が予想している。直接、お金が動く部分において影響があると考えることは普通である。受診者・対象者側への影響についてが、47%と高く、健康度や予防意識の低下を招くことへの危機感を感じる。健康でいることが、如何に節約になるかについての資料が必要であると感じた。(鈴木志保子)

はじめに
第2回調査・総括(和田高士)
第2回調査・総括(鈴木志保子)
第2回調査・ご意見(自由記述)
第2回調査結果(5)
第2回調査結果(4)
第2回調査結果(3)
第2回調査結果(2)
第2回調査結果(1)
第2回・調査概要・属性
第1回調査・総括 (和田高士)
第1回調査・総括 (鈴木志保子)
第1回調査結果
第1回調査概要・属性


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オムロンヘルスケア
サンスター
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委 員
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   島本 和明(日本高血圧学会理事長/札幌医科大学教授)
   北   徹(日本動脈硬化学会理事長/神戸市立医療センター中央市民病院院長)
   齋藤  康(日本肥満学会理事/日本動脈硬化学会理事/千葉大学学長)
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   斉藤 満((社)日本ウオーキング協会事業局長)
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食事指導分野
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